群馬大学教育学部教育心理専攻
 

群馬ちびっこ大学2012~2013

 音山研究室では、群馬大学主催 こども体験教室「群馬ちびっこ大学」に参加しています。

 「群馬ちびっこ大学」 (以前は「群馬おもしろ科学展」と呼ばれていました)は、「主に小学生向けに、 体験的学習を通じて、五感で学問の面白さ、 奥深さを肌で実感してもらい、 将来の日本、世界を担う人材の若い芽をはぐくむこと」を目的として、群馬大学の全学をあげて取り組む夏の一大イベントです。


 平成21年度からは理科に限らず、 全教科にわたる幅広いテーマの出展が行われています。教育学部だけでなく、他の学部からも多く出展され、全学を挙げて最大の地域貢献事業となっています。

 音山研究室は平成24年度から参加しています。平成24年度は、「にじのカプセル」をテーマに、教育人間科学系の1年生6人(教育心理専攻・障害児教育専攻)のメンバーで、2日間の出展を行いました。発光色の違うLEDをボタン電池に取り付け、紙コップや暗箱の中に入れて、光る様子をのぞいてみるという実験です。



 技術面では、子ども向けの理科教室も数多く開催している天宮賢也先生(現・渋川工業高校)にサポートいただきました。(ちなみに、天宮先生は「イクメンの星」としても有名です)。

 出展当日、「にじのカプセル」のブースも大盛況で、順番待ちの行列ができるほどの賑わいでした。大勢の子どもたちがテーブルの周りに集まり、紙コップの中に入れるLEDの色の組み合わせを変えてみながら、きらきらと光るコップの中を夢中に覗き込んでいます。
  ぶつぶつとつぶやきながらコップの中に見入る子、エプロンをつけたメンバーに矢継早に質問をする子、パパやママにもコップの中を見せようとする子、・・・こどもたちの目はキラキラと輝いています。そんなこども一人ひとりに寄り添いながら、つかず離れず、こどもの発見や想像を支えるメンバーたち。さすが教職志望の学生たち、その資質の一旦が垣間見えたところです(やや誇張)。

 平成25年度は、教育心理専攻の1~3年、障害児教育専攻の2年生、計16人をメンバーとして、「ダイラタンシーであそぼう」をテーマとしました。毎年リピートする子どもたちを飽きさせないようにと、新たなテーマに挑んだのです。

 今回も、テーマについては天宮先生のアドバイスを受けました。そもそもメンバーは理系ではなく、「ダイラタンシー」の言葉自体が初耳。そこで、ダイラタンシー実験について実践事例を集め、自分たちが理解するところから始まりました。実際に自分たちで実験を繰り返し、どうすれば上手に体験できるのか、工夫を重ねました。また、子どもたちに少しでも分かりやすく解説するためにと、解説用のフリップボードも作りました。

 今回は、昨年からの引き続き参加しているメンバーがリーダーシップを発揮し、昨年(前回)の経験を活かしながら、準備を進めていきました。昨年のノウハウが活かされ、比較的短期間で、効率よく準備を進めることができました。


 出展当日。今回もブースは大盛況。水を使い、実際にどろどろに溶けた液体に触れるという実験のため、ブースが混雑したとき汚染の心配がありましたが、さすがは教職志望の学生たち。子どもたちのワクワクを遮ることなく、さりげなくサポートしながら、無事、大きなトラブルもなく、千人近い子どもたちに体験をしてもらうことができました。

 このように、私たちの過去2回の参加はいずれも、学生メンバーが中心となって準備から運営までに参画する、学生主導プロジェクトのスタイルを目指してきました。これは教師に求められるリーダーシップ能力のトレーニングにも繋がると考えています。何よりも、「学ぶ楽しさ」を子どもたちに直接伝えることができる、学生にとっては貴重な機会であり、次年度も音山研究室ではこのイベントを全面的にサポートしたいと考えています。
  本年度開催は、8月8日(金)~11日(月)、会場はヤマダLabi1高崎です。